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【研究所公式】震災から1年、新聞の折込チラシで把握する3つのこと

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こんばんは、

どろっぷしっぴんぐ研究所の奥成大輔(オクナリダイスケ)です。
https://twitter.com/#!/daisukee

どろっぷしっぴんぐ研究所がある那須烏山のオフィスも、
少しずつ暖かくなってきました。

そんな中、今日は新聞の折り込みチラシに注目してみましょう。
新聞の折り込みチラシは、まさに「いま」売れる商品が並んでいます。

例えば、ホームセンターのチラシを見てみましょう。

昨年の、東日本大震災から1年、広告の片面は
一面を割いて、災害に備えるための商品を掲載しています。

 

◎地震対策

家具の転倒防止グッズ、食器やガラスの破損防止グッズ

◎停電対策

懐中電灯や照明器具、各種電池、発電機

◎燃料確保

ガソリン携行缶、卓上コンロ、木炭、七輪

他にも、食料備蓄、断水対策、暖房、情報収集、
車中環境、火災対策など住まいや暮らしの安心・安全対策に
必要な商品が掲載されているのです。

次に、これからの春の時期といえば新生活です。
新生活応援特集がチラシでも組まれています。

◎引っ越し

家具を移動するグッズ、コンテナ、お掃除グッズ

◎家具

ベッド、座椅子、タンス、棚、テーブル、ソファー

◎家電

炊飯器、電子レンジ、一人用鍋、オーブントースター

他には、自転車、洗濯、お風呂用品などが掲載されています。

例年だと、花粉症対策が紙面を大きく占めるところが、
花粉対策のコーナーは今年はどこも控えめです。

こと花粉対策は、早めの訴求というのが鉄則なので、
もしかすると今年は、昨年よりも飛散量が少ないことを
見越してのことかもしれません。

私も花粉に関してはかなり敏感なのですが、
今年に限って、まだほとんど花粉が気になりません。

しかし、まさか花粉症が治っているということもないでしょうから、
まだまだこれからなのだと思います。

このように、チラシからは次の3つのことが分かります。

・今の季節に売れる商品
・商品を販売するさまざまな切り口
・プロの視点による今年の売れ筋

ホームセンター、スーパーマーケット、デパートでは
今までの過去のノウハウを活かして、新聞の折り込み広告を作っています。

ユニクロでは、社長の柳井さんが自らチラシをチェックするのを
テレビでも見たことがあります。

消費者の立場だと、自分の興味のある商品以外は
なんとなくしかチラシを見ることはありませんが、
それだけ、企業は真剣にチラシを作っているということです。

また、切り口としては、物産フェアなども特徴的です。
特に、今週の物産フェアは、圧倒的に東北地方のフェアが多いです。

「みちのくフェア」
「東北を応援しよう」

などの文字が広告の中でも目立ちます。

先日、私も石巻市の牡鹿半島に
災害ボランティアの取材で行ってきました。

牡鹿半島は、震源から最も近かい地域ですが、
自然の恵が豊かで、豊富な魚介類が取れることから漁業が盛んです。

養殖していたカキのほとんどを流された
カキ養殖を営んでいる方たちにもお会いしてきました。

カキは種付けして育てるそうなのですが、
充分に出荷できるまでには、2~3年掛かるのだそうです。

◇カキ養殖場の今
http://on.fb.me/yuDfAj
※ワカメは直近の収入を確保するために初めて試みたそうです

津波にのまれたカキの加工場は、建物は残っているのの、
修復しての再開は、保健所の許可が降りないそうで、
建て替えが必要になっているとのことでした。

「復興以前に、復旧しないことには何も始まらないよ」

とにかく苦難がいまでも続いていることは確かです。

しかし、その一方で牡鹿の皆さんの活気には圧倒されました。

カキ養殖を営んでいる67歳の方は、
震災の後はもう引退しようかとも思ったそうです。

ところが、隣の浜の大先輩が真っ先に

「立て直すんだ!」

と迷うことなくせっせと復旧作業をしていたのだそうです。
その方はなんと、77歳。

それを知って、とにかく励まされ、、
自分もがんばろうと決意されたのだそうです。

漁師さん、お寿司屋さん、民宿を営んでいた方にもお会いしました。

漁師さんは遠く離れた港から、自分たちの漁場での操業を開始。
http://on.fb.me/xg84r2

お寿司屋さんは仮設店舗で営業を開始しました。
http://on.fb.me/AjJydu

民宿を営んでいた方はもう新たに土地を購入されていました。
http://on.fb.me/wyPSbK

去年の10月に訪れたときとは雰囲気がまったく違っていました。

どなたも本当にエネルギッシュに復旧、復興を目指して
輝いていらっしゃいました。

この復興の活気は上手く言葉で表せませんが、本当にすごいです。

那須烏山でも、宇都宮でも、渋谷に出掛けても、
この雰囲気を感じることはあまりありません。

しかし、東北地方にはものすごい活気があります。
東北の経済成長を発端に日本も変わるに違いありません。

まだ、手作業によるボランティア活動も求められていますが、
今後は、経済復興支援が私たちにできる主な支援になっていきます。

牡鹿半島のカキ、ワカメ、アワビ、タコはじめ海の幸は本当に美味しいです。

ぜひ、足を延ばして東北地方に出かけて美味しいものをいただき、
復興の活気を肌で感じてみてください。

刺激を受けて、ショップ運営への取り組み方も変わるかもしれません。

では、最後までお読みいただきましてありがとうございます。

次号もお楽しみに。

 

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