こんにちは、穏やか暮らし研究所の奥成大輔(オクナリダイスケ)です。
これからどんな暮らしをしたいのか。
どんな時間を大切にしたいのか。
何をやってみたいのか。
今回のカフェトークでは、「叶えたい夢・実現したい目標」をテーマに、少人数でゆっくり語り合う時間となりました。
印象的だったのは、「夢」という言葉の意味が、年齢とともに少し変わってきていることでした。
かつては「何者かになること」だった夢が、今は「自分らしく穏やかに生きること」へと変化している。
そんな感覚を、それぞれが自然に共有していたように感じます。
この記事では、今回のカフェトークで共有された内容をもとに、「人生後半の夢」や「これからの生き方」について整理していきます。
はじめに|カフェトークで見えてきた「人生後半の夢」
2026年5月20日、カフェトークを開催しました。
テーマは、「叶えたい夢・実現したい目標」です。
夢という言葉は、少し照れくさいものでもあります。
特に人生経験を重ねるほど、「今さら夢なんて」と感じてしまうこともあります。
ただ今回のカフェトークでは、そんな中でも、それぞれが心に抱いている願いのようなものが自然と語られました。
穏やかに暮らしたい。
好きなことを続けたい。
安心できる場所を作りたい。
外国語をもっと理解できるようになりたい。
そんな、一見すると小さな夢ですが、ぼくたち一人ひとりにとっては大切なテーマです。
今回はごくごく少人数でしたが、雑談形式でのトーク会だからこそ見えてくる気づきがたくさんありました。
ご参加いただいたのは、
- 音楽やレコードについてnoteで発信を続けている方
- エンタメ系ブログや語学系ブログを運営している方
- 穏やか暮らし研究所で活動しているぼく自身
それぞれ立場や活動内容は異なりますが、大人世代のぼくたちが「これからどんなふうに生きていきたいか」というテーマについて、ゆっくりお話できました。
この記事では、その中で印象的だった内容を整理してご紹介します。

「夢」という言葉に少し戸惑う年齢になった
今回のカフェトークでは、簡単な自己紹介に続いて、最初に「夢」という言葉そのものについて話題にしました。
若い頃のように、「成功したい」「有名になりたい」という種類の夢ではなく、もっと現実に近い願い。
そんなものを、それぞれが持っているように感じました。
特に印象的だったのは、参加者全員から自然と「穏やかに暮らしたい」という言葉が出てきたことです。
ただ、「穏やかに暮らしたい」という言葉が出てくるということは、ずっと穏やかな人生を歩んできた人の言葉ではないということですよね。
仕事。家族。介護。責任。
そうしたものを経験している人たちだからこそ、「穏やかさを大切にしたい」という感覚につながっているのだと、ぼくは思っています。
今回のカフェトークでは、「夢」という言葉の意味そのものが、ぼくたちの年齢とともに変化していることもあらためて感じました。
こんな感想もいただきました。
今回のテーマ設定のお陰で、過去に設定していた自分の夢を振り返るきっかけになり、夢が実現していることを再認識できました。というのが一番の成果でした。
Mさん
奥成さんとリョータさんのお話を伺えたことで、視座の違いを知ることができ、自分の目標や夢も、少し高い位置から引いてみることができるように思いました。
Mさん
今回の対話を通して、夢というものは“新しく作るもの”というより、昔から自分の中にあったものを再発見していく感覚に近いのかもしれないと、ぼく自身も感じました。
「書いた夢」は気づいたら実現していた
Mさんからは、過去に作成した「ドリームツリー」や、「叶えたい100の夢」の話がありました。
数年ぶりに見返してみると、意外にも、多くの内容が実現していたそうです。
もちろん、当時イメージしていた通りの形ではありません。
ただ、「穏やかに暮らしたい」「自由に動ける状態になりたい」という本質的な願いは、そのものではなかったにしても、近い形でちゃんと実現していたとのことでした。
特に印象的だったのは、「人は、環境や状況が変わっても、本当に大事にしている願望はあまり変わらないのかもしれない」という言葉です。
家族や仕事の状況が変わっても、最後に残る願いは、意外と昔から変わっていない。
そんな実感が伝わってきました。
ぼくもまた、書いたことが叶っていることを実感している一人です。
20代の頃に書いた実現したいことリストは、やはり振り返るとほとんどが実現していた経験があり、この話題で盛り上がりました。
夢というと、大きな目標をイメージしがちですが、実際にはもっと身近で、日常の中にあるものなのかもしれません。

「平穏に暮らしたい」という共通感覚
リョータさんからは、「平穏に暮らしたい」という言葉が自然と出てきました。
音楽やレコードが好きで、いつか、好きな人たちが集まれるような空間を作れたら。
そんな夢を、今も静かに持ち続けているそうです。
それは、いわゆる成功や拡大を目指すものではなく、“好きなものに囲まれながら、穏やかに過ごせる場所”への憧れでした。
また、最近はnoteで音楽やレコードに関する記事を書き続けているそうで、思いがけず多くの人に読まれたり、シェアされたりすることもあるとのことでした。
「何かを狙っているわけではないけれど、続けていると面白いことが起きる」
そんな言葉も印象的でした。
自分の備忘録として書いているnoteで、閲覧数が1,000回を超える記事が生まれたり、スキが300を超えたりして驚いたという話も共有いただきました。
今回のカフェトークでは、人生後半の夢とは、「大きく成功すること」ではなく、「好きなことを続けながら、穏やかに生きること」なのかもしれないという気づきがありました。
好きなことを続けることが、人生のテーマになる
今回のカフェトークでは、音楽、レコード、語学、海外文化など、それぞれの「好きなこと」の話題がたくさん出てきました。
面白かったのは、お二人が「それで大成功したい」というよりも、「好きだから続けている」と話されていたことです。
- レコードを聴く
- noteを書く
- 海外の言葉を学ぶ
- 好きな文化を深く知る
そうした自分の好きなことを続けているうちに、少しずつ人とのつながりも生まれていく。
そして、「自分のためだけだと続かない」という話題も印象的でした。
誰かに伝えたい。
誰かの役に立ちたい。
そんな気持ちがあるからこそ、発信も継続できる。
参加者のお二人のお話を伺いながら、好きなことと誰かの役に立つことが、重なっていくことも大切なことだと感じました。
「専門性がない」という悩み
今回、共感が集まったのが、「自分の専門性が分からない」というテーマでした。
長く社会経験を積んできた人ほど、いろいろなことができてしまう。
だからこそ、「自分は何の専門家なのか」が分からなくなる。
そんな感覚があります。
リョータさんは、工学系と文系の中間のような分野を学んでいたそうです。
技術だけではなく、人と人の間をつないだり、分野と分野を橋渡しする。
そういう役割を、自然と選んできたのかもしれないという話になりました。
また、資格や肩書きだけでは測れない能力についても話題になりました。
問題を整理したり、人の話をつないだり、場の空気をつくる。
そういう能力も、長年の経験の中で育ってきた「その人らしさ」なのだと思います。
今回のカフェトークでは、「専門家になること」だけが価値ではなく、「いろいろなものをつなげられること」にも意味があるのではないかという話題でも盛り上がりました。

語学や海外への憧れは、なぜ残り続けるのか
後半では、語学や海外生活についての話題でも盛り上がりました。
英語。中国語。スペイン語。
それぞれの経験談が出てきたのですが、面白かったのは、「語学は勉強というより、感覚の体験」という話でした。
中国に在住した経験を持つMさんは、「中国語を聞いたとき、日本語に翻訳しなくても意味が入ってくる感覚がある」と話してくれました。
そして、英語でも同じ感覚を体験してみたい。
そのために、シンガポールやイギリスに行ってみたい。
そんな目標についても語られていました。
また、海外生活の経験談や、外国語と音楽の関係、現地での暮らしの感覚など、話題はどんどん広がっていきました。
語学というのは、単なる単語の暗記ではなく、その国の空気や食事、音、文化、思い出、そういうもの全部と結びついているのかもしれません。
今回の対話では、「語学を学ぶ」というより、その先にある「違う世界を体験したい」という感覚が近いように感じました。
情報発信と「不安を煽る時代」
終盤では、ニュースやSNS、情報発信についての話題にもなりました。
最近のニュースやSNSでは、「危険」「もう遅い」「禁止」そんな強い言葉が増えています。
マーケティングとしては効果があるのかもしれません。
ただ、そのような情報ばかりを浴び続けると、人は疲れます。
だからこそ、安心できる場所。
雑談できる場所。
急がなくてもいい場所。
そういう空間の価値は、これからもっと大きくなっていくはずです。
今回のカフェトークでも、それぞれが自由に話しながら、結果として自分自身の考えを整理していくような時間になっていたのではないかと思います。
「海辺のカフェ」は、人生のテーマなのかもしれない
今回のカフェトークでは、「どんな場所で、どんなふうに暮らしたいか」という話題も自然と広がっていきました。
その流れの中で、ぼく自身が最近考えている「海辺のカフェを開きたい」という話にも少し触れました。
ただ、最近感じているのは、ぼくが本当にやりたいのは「カフェ経営」そのものではないのかもしれないということです。
そうではなく、「人が安心して雑談できる場所」「ふらっと来て、少し気持ちが軽くなって帰れる場所」そんな空間を作りたいのだと思っています。
今回のカフェトークでも、夢や仕事、語学、音楽、海外、人生の話など、話題はどんどん枝分かれしていきましたが、それが自然な流れで、時間はあっという間に過ぎていました。
「好きな人が集まれる場所を作りたい」「穏やかに過ごせる空間に憧れる」という話が自然と出てきて、共通する感覚があるように感じました。
もしかしたら、大人世代になってからの夢とは、「何かインパクトのある存在になること」ではなく、「どんな空間を大切にしたいか」ということなのかもしれません。
まとめ
今回のカフェトークを通して感じたのは、大人世代の夢は、「何者かになること」ではなく、「どんな状態で生きていたいか」に近づいていくものなのかもしれないということでした。
穏やかに暮らしたい。
好きなことを続けたい。
安心できる場所を作りたい。
外国語を自然に理解できるようになりたい。
そうした一つひとつは小さな願いかもしれません。
でもこれらは、ぼくたち一人ひとりにとって、とても大切な人生のテーマです。
ぼくたち自身が自分の肩の力を抜いて、本来あるべき状態を極めた結果が、「何者かになる」ということなのかもしれないなとも思いました。
編集後記
今回のカフェトークでは、「夢」というテーマを扱いながらも、実際にはもっと日常に近い話をしていたように思います。
それは、「これから、どう生きていきたいか」という話です。
若い頃のように、勢いだけで前に進める時期とは違い、人生経験を重ねたいまだからこそ違った風景が広がっています。
無理をしすぎると苦しくなること。
好きなことを続けられる時間の大切さ。
誰と過ごすかで、人生の心地よさが変わること。
今回の対話では、そうしたことが自然と共有されていました。
また、今回あらためて感じたのは、「雑談」の価値です。
テーマを決めて集まっているはずなのに、途中から音楽の話になったり、海外の話になったり、ニュースの話になったりして……
でも、そういう脱線の中に、その人らしさが見え、まだ言葉になりきっていない感覚の中に本音が見え隠れするものです。
その場の空気や気配、さらには個人個人が持つ独特の間さえも共有できるのは、このようなリアルな場でしか得られない貴重な時間です。
今回も、参加者の皆さんそれぞれの人生観や価値観に触れながら、とても豊かな時間になりました。
また、こんな感想もいただきました。
3人という参加人数だったのと、調整能力に長けた皆さまでしたので、広範囲にわたりつつ、脱線せずにお話を伺えたので、網羅されつつ、深くお伺いできたと思いました。
Mさん
少人数だからこそ、それぞれの話をゆっくり深く聞けたのも、今回のカフェトークの特徴だったように思います。
また、ランチの時間のエピソードとして、
パエリアランチをご一緒した際に、お店の壁に書いてあった『bienvenido』をリョータさんが『ウェルカムの意味だよ』と教えて下さったのが、外国語を学ぶ醍醐味を強烈に感じた瞬間でした。
Mさん
という感想もいただきました。
知識として学ぶだけではなく、実際の会話や体験の中で、新しい世界に触れる。
そんな小さな出来事も、今回のカフェトークらしい時間だったように思います。
さらに、
「既知+少人数だと将来に向けての企画会議をしているようで、また別の楽しみがありました。」
Mさん
という言葉も印象的でした。
雑談をしながら、それぞれの夢やテーマについて話しているうちに、少しずつ未来の輪郭が見えてくる。
今回のカフェトークは、そんな時間でもあったように感じています。
もし、このようなゆるやかな対話の時間に興味をお持ちいただけたら、次回のカフェトークにぜひご参加ください。
初めての方でも安心して参加いただけるよう、少人数でゆったりと開催しています。
日程や詳細は、穏やか暮らし研究所公式メルマガでご案内していますので、タイミングが合えば気軽に遊びに来てください。


